ご主人様はイケメン三兄弟!?

八郎と一緒にお父さんとお母さんがやって来た。


お母さんはいつもの赤いエプロンを着ていて、お父さんは作業着のままだった。


八郎は、膝に包帯を巻いているだけで、軽症そうなので安心した。



「満君の様子は?」


お父さんが優貴さんに尋ねた。



「まだ、手術中です。」



重い沈黙が破れた。これまで誰も話さなかった。



お父さんとお母さんは見つめあい、お母さんは、八郎の肩をぎゅっと抱きしめた。




お父さんは正座をして、床に頭をこすりつけた。



「申し訳ありませんでした!!!」


病院内に響き渡る大きな声。


八郎は、瞳に涙をいっぱい溜めてお父さんを見つめている。




謝るのは、お父さんだけじゃない。


お父さんのせいじゃない。


八郎のせいでもない。


あたしのせい。




「頭を、上げてください。
今回のことは、誰のせいでもありません。
それに、満は死んだわけではないのですから。
満は今、戦っているんです。

どうか、自分を責めたりしないで下さい。
それよりも、満を応援してあげて下さい。」