ご主人様はイケメン三兄弟!?

途中、何度も手術室から看護婦さんが出てきて、


あたし達の前を、急いで駆け抜けていった。



その度に、期待と絶望が頭の中を横切って、


看護婦さんが何も言わずに、いなくなると、


絶望だけが心に残った。





体中が震える。


決して外の温度が低いわけではないのに。


唇がガタガタ震えだす。


手先は凍ったように冷たくて、


本当に、体中の血が抜けていってしまったようだった。



優貴さんが、上着を脱いで、肩にかけてくれた。


冷たい手も、自分の両手をこすりつけて、必死に温めてくれている。






それでも、あたしの震えは止まらない。



あたしの恐怖は増長していく。