ご主人様はイケメン三兄弟!?

赤いランプを見つめていると、


車の下から流れてきた、赤い血のことを思い出した。



ありありと脳裏に浮かんでくる。



まるで、今もその道路にいるように。



手には、生温かい血の感触が蘇ってきた。








吐きそうになる。


狂いそうになる。





この血が、満の血だと分かった時のあの感情。



あたしの全身の血も、一緒に流れ出てしまったように、



頭のてっぺんから指先まで、サーっと血の気が引いていく。





どうして、車の下敷きになったのが満だったんだろう。


どうして、あたしじゃなかったんだろう。


八郎は、あたしの弟なのに。


あたしが轢かれるべきだったのに。



あたしのせいだ。



あたしが車に気が付かなかったから。



あたしのせいで満は…………