ご主人様はイケメン三兄弟!?

「どうしたんだよ。」


満の声で我に返る。


まずいまずい。


つい、妄想しちゃった。



また、大きく息を吸って、深呼吸した。



「み、満!!!

あ、あのね、あたし、

あたしね!


あたし、


満のことが……」

「お姉ちゃん!!!!!」



肝心なところで、大きな声に邪魔をされた。


もう、何!?


と思って、向かい側の歩道を見ると、八郎がいた。


「は、八郎!!?????」



驚いて声を上げると、八郎は両手を振りながら、道路を走って渡ろうとした。



八郎がここにいることに驚いて、


気付くのが遅れてしまった。



白い車が、スピードを上げて走っていることに。