ご主人様はイケメン三兄弟!?

「あたしは、そんな凄い人間じゃないです。」


あたしは人に何かを与えられるような人間じゃない。


満や優貴さんに、愛される程の女でもない。


それは、自分が一番分かっている。


なのに、どうして、


こんなに真っ直ぐ、想いをぶつけてくるのだろう。



「皐月ちゃんは、いるだけで周りを笑顔にさせるんだ。

皐月ちゃんの笑顔が、前向きさが、皆を虜にするんだよ。

皐月ちゃんは、気付いていないかもしれないけど、とても魅力的な女の子だよ。」


申し訳なさと、恥ずかしさで、優貴さんの目を見れなかった。


「僕ね、このコンテストが終わったら、ヨーロッパに留学に行こうと思ってるんだ。」


「えっ!!??」


驚きで、顔を上げた。


優貴さんは、立ち上がり、近付いてきた。


そして、同じ目の高さになるように、しゃがんだ。