ご主人様はイケメン三兄弟!?

「でも、

僕だけが孤独だったわけじゃないんだ。


満は満なりに、周りの重圧に必死になって耐えていた。

大人達から求められる高いハードルを、常に越えなければいけないプレッシャー。

敷かれたレール。

自由のきかない人生。


誰にも相談できずに、満は常に、戦ってきたんだ。



一方、僕は好きなことを勉強できて、好きなことをさせてもらっている。

今では、レールから外されたことに感謝してるくらいだ。

むしろ、満に重荷を押し付けてしまって、後ろめたい気持ちもある。




瞬は、母の思い出がない。

母は、瞬を産んですぐ亡くなってしまったから。

瞬が女性に対して積極的なのは、母の面影を探しているんじゃないかと思う時もある。



皆、心に孤独を抱えて生きてきた。


金剛持家を、父を、憎んだこともある。


周りから特別視されてきたが、自分達が恵まれていると思ったことはなかった。」