ご主人様はイケメン三兄弟!?

自分で言っておきながら、自分の言葉に恥ずかしくなってしまった。


名前で呼んでほしいなんて。


満は一瞬黙って、にこっと笑った。


いつも無愛想で、滅多に笑わない満。


ダイアモンド級の貴重な笑顔。


笑った時に少し細くなる優しい瞳。


あたし、この笑顔、好きだ。


この笑顔を独り占めしたい、そう思ってしまった。



そして満は、右手を差し出して、



「ほら、皐月、行くぞ。」


と優しく言った。



あたしは嬉しいのやら、恥ずかしいのやらで、顔を真っ赤にしながら、


少し震える手で、満の手を握った。