無防備に眠る皐月を見つめた。


ほんの少しの時間ではあったが、


皐月の裸を見たことを思い出した。



もう少しじっくり見れば良かったと、少し後悔した。



しかし、満がその気になれば、


今も見ることはできるのである。


見るだけではなく、触ることも。



「駄目だ駄目だ。」


満は自分の考えを打ち消した。


フェアじゃない。