夕食も食べ終わり、掃除をしていると、


ファサァ


っとメイド服のスカートがめくられた。


「キャァァァ!!!」



もちろん、そんなことをしてくるのはただ一人。



お風呂から上ったらしく、身体からポカポカ湯気が出ている瞬君だ。



「う~ん。相変わらず色気が足りないなぁ。
今度、パンツを僕がプレゼントしてあげるよ。」


「いりません。」


もう、いちいち怒る気力もなくなり、


掃除を続けていると、



「最近、満兄とギクシャクしてるね。」


と、痛いところを突かれた。


なんでこの子は、そういう所に敏感なのだろう。