制服姫

咲希が河北を愛してたのはわかる。
でも、仲直りの機会も、付き合うことだって名桜に通ってても出来るはず…。

「じゃ、そろそろ行こうか。さすがに颯大、いないよね…。」

そろそろとトイレを出る私達。

しかし、咲希の腕はガシッと掴まれた。

「……!」