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段々と日が長くなっていた。

いつも部活の帰り道、今日は昨日より少し明るい。

「新入生、何人サッカー部に入るかな。」

なんてヒロ先輩は先の話しをしている。

校門を出た時だった。

急に立ち止まった旬磨先輩は、指差した。

「?」

その先にはクリーム色の軽自動車。

「………!」

それを見たヒロ先輩の顔が一瞬で変わった。