ふぁーあ。

眠い。

お昼ご飯、お腹いっぱい食べたら…眠気倍増。

ぼーっとしながら、亜子が食べ終わるのを待つ。

昨日の『三浦先輩事件』で、今日はアタシがご馳走する。

ホント、美味しそうに食べるなぁ亜子は。

食堂に入った時、三浦先輩達はいないようだった。

ホッとした。

忘れよう。

「どうした?眠そうな顔して?」

この声は…ヒロ先輩!

顔を上げると、ヒロ先輩がいた。