周りを気にしながら、スーツ姿の先輩はアタシの前までやって来る。 「…って何だよその花!」 「?」 「俺のが小さく見えるだろ…。」 後ろに回していた手をアタシに差し出した。 その中にはガーベラの花束。 「万桜、卒業おめでとう。迎えに来たよ。」