それからの物語~続・サッカーボールと先輩とアタシ~



「ヒロ…先輩。」

万桜は今にも泣き出しそうな顔をしている。

手を伸ばして、思いっきり抱き締めた。

俺が落ち着く場所。

小さな万桜の中の、俺の居場所。

ごめんな、不安だったろ。

でも、俺が帰る所はここなんだ。

俺の胸に顔を埋める万桜だけが、大事な人だから。