それからの物語~続・サッカーボールと先輩とアタシ~



格好悪いかな、俺。

でもいいんだ。

格好悪い俺も、見て欲しいんだ。

これが俺の愛し方だから。

岩城コーチのように大人じゃないから。

「…ッカみたい。」

頭を上げると、腕組みをした梓がいる。

「バカバカしい!ヒロも、その女も!全くバカじゃん!」

すごい勢いでそう言うと、梓は真っ赤な顔で歩き出した。

ドアを物凄い勢いで閉めると、大きな音だけが響いた。