それからの物語~続・サッカーボールと先輩とアタシ~

なんだか不思議な感覚だった。

隣りに万桜がいる。

グランドで俺達はまた並んでいる。

休憩時間になって、メンバーが集まってきた。

「ビックリしました!」

口々にそう言う。

何人かの顔は覚えていた。

キャプテンに元とかいう、オモシロいヤツ。

「……?」

園田くんの姿がなかった。

万桜は散らばったボールを集めている。

グランドの向こうに、その姿を見つけた。

その隣りには、背の高い女の子。

かいがいしくタオルだ、飲み物だと差し出していた。

感じた違和感はこれだった。

チームの中に一体感がなかった。

「なぁ、万桜って園田くんと付き合ってるんだよな?」

「あ~まぁそうですね。」

元は曖昧に答えた。

ふうーん、そっか。

上手くいってないのか。