それからの物語~続・サッカーボールと先輩とアタシ~



「どうも、よろしくお願いします。○○大学の一年生です。」

潤くんは淡々と自己紹介する。

目を離せない。

そこにいる潤くんから。

ドキドキして混乱していた。

「じゃあランニング!」

福山コーチの声でみんな走り出した。

「マネージャー!」

福山コーチの元に行くと、

「ビックリしたか?」

とニヤニヤしている。

「……はぁ。」

「メンバー表コピーして岩城くんに渡しといて。もう少し雑用あるから、それまで頼むな。」

そう言って学校へと戻ってしまった。

「万桜。」

懐かしい声だった。

潤くんの甘くて優しい声。