梓が俺のクラスに顔を出すようになって、やっぱり…という周りの雰囲気があった。
「今度は一年生だって。」
「マネージャーの子とは続いた方じゃない!?」
女共は、勝手に盛り上がる。
…勝手にしたらいいさ。
それはお前らの想像に過ぎないんだから。
万桜の為に否定するのが良いとは分っていたが、そうすればもっと話しがデカくなりそうだった。
俺が毅然としていれば、みんな分ってくれる。
俺は迷っていた。
梓は分ってくれただろうか?
梓が分ってくれないと、万桜ときちんと向き合えない。
そんな気がしていた。
俺は目をキツく閉じた。

