それからの物語~続・サッカーボールと先輩とアタシ~



梓が俺のクラスに顔を出すようになって、やっぱり…という周りの雰囲気があった。

「今度は一年生だって。」

「マネージャーの子とは続いた方じゃない!?」

女共は、勝手に盛り上がる。

…勝手にしたらいいさ。

それはお前らの想像に過ぎないんだから。

万桜の為に否定するのが良いとは分っていたが、そうすればもっと話しがデカくなりそうだった。

俺が毅然としていれば、みんな分ってくれる。

俺は迷っていた。

梓は分ってくれただろうか?

梓が分ってくれないと、万桜ときちんと向き合えない。

そんな気がしていた。

俺は目をキツく閉じた。