それからの物語~続・サッカーボールと先輩とアタシ~



冷たく言い放ってしまった。

梓の動きが止まった。

「…友達なんていらない!ヒロだけがいてくれたらいいの!」

「………。」

「ヒロ、彼女と別れて!あずを彼女にして!」

「何言ってるんだ?」

「ヒロ約束したよね、あずが高校生になったら彼女にしてくれるって!だからあず、ヒロを追いかけてこの学園に来たんだから!」

必死な梓に、圧倒されそうになった。

そんな約束覚えてないよ。

言ったとしたって、冗談に決まってるだろ。

「梓、俺、覚えてないよ。それに本当に約束したとしても…、今好きな子がいるんだ。ごめんな。知ってるだろ?俺は彼女が大事なんだ、全てなんだ。」

梓は真っ赤な顔で怒り出した。

「そんなの認めない!あんな女が彼女だなんて、絶対認めない!早く別れてよ!ヒロはあずのなんだから!」