「あずだよ!ヒロ会いたかった~!。」 周りの雰囲気なんて眼中にない、といった様子でその子は興奮気味に話す。 もちろん二人の距離は少しだけ離れた。 「…あずって……梓?」 「そうだよ、あず!」 「ウチの学園入学したの?お前、背伸びたなぁ。昔はこんなにチビだったのに!」 二人の会話は懐かし路線に入ったようだ。 そう、その子は「久保梓」だった。 ヒロ先輩…どういったご関係ですか? 仲良く話す二人にアタシが入る隙はない。 アタシはノートを拾い上げた。