「ナオヤ〜、オマエなんで今日そんな声かすれてんの? ライヴの後、そんなだったっけ?」 「いやー、ちょっと自主的に練習をね……」 「何それ、駄目じゃん。何の為に昨日休みにしたんだよ。ちゃんと喉休めなきゃ」 「ハルちゃ〜ん、アッキーがマヂでコワイよ〜、助けて〜」 「僕に振らないで下さい。自己管理出来てないからですよ。怒られて当たり前です」 ベースのハルタは見た目の可愛いさに反して、黒目がちな大きな丸い目を細め、軽蔑するように泣き付くナオヤに淡々と云い放つ。