急に真面目な顔した久太郎が綺麗に眉間に皺を寄せながら、疑問を表す。 「リズム隊の後半、急にキレがなくなったってか、ところどころ弱々しく聴こえたのよ〜。何かトラブルかしら〜?」 「ん? そう云われれば……そんな気もしないでもないけど……特には気にならなかったよ?」 やっぱり昔、バンド組んでただけのことはあるんだろか? そんな細かいところまで気付かないよ、普通は。