やけに馴れ馴れしいのは別にして、確かにアキトの云った通りワルイヤツではなさそうだし、と仕方なく思いながら一緒にライヴを見ることになった。 無理矢理、前に行こうとするタイプなら都合よく離れられると思ったのに、どうやらその辺は主義が合うらしく後ろから演奏重視で見るらしい。 てか、デッカイから特に問題ないみたい。 「ねぇ〜、アキトのバンドって何番目?」 「トリだって聞いてるけど」 「へぇ〜、楽しみ〜」 美人がにこやかに笑うと無条件で強いな……久太郎なんだけど。