毎日が幸せだった。 竜はモテてたけど、浮気一つせずにあたしを見てくれた。 あたし達は幸せだった。 本当に本当に幸せだった。 でも、幸せって不思議だね。 永遠な甘美なように見えて、実は栄枯盛衰の如く散る。 勿論、散るように見えて散らないものだってある。 そんなもの散るまで分からないかもしれない。 でもね、 焦ってしまうと「偽りの終わり」が、「本当の終わり」に変わってしまう。 この時のあたしは、そんな事全然知らなかった。