君がいた部屋~二階階段前倉庫~



桜は少しづつ遠のいて行く。


それは、まるでなくなっていくような感じだった。


あたしは大きく息を吸った。


「3つ目は!」


桜は振り返った。


「大好き!!!」


たったこれだけの事を言うのにあたしはどれだけの時間を費やしたのだろう?


だが、


やっと言えた。


1番伝えたかった事、やっと…やっと…


あたしはスッキリした気持ちだった。


でも


桜?


桜は俯いて肩を微動させている。


笑ってしましたのだろうか?


自分が虐めてた相手にそんな事言われたらそう思うかもしれない。