君がいた部屋~二階階段前倉庫~



「桜!どしたの?」


「今から会える?」


桜の不安そうな声があたしの耳に入ってくる。


「大丈夫だよ!」


「じゃあ今から学校来て。校門前に。」


「分かった!行く!今すぐ行くから!!」


受話器を置くと、あたしは一目散に学校に向かった。

12月で外はかなり寒かった。


辺りも暗かったし、本当に寒かった。


でも、心には暖かい光が満ちていた。


桜にもう一度会える。


そう、とても優しく、輝きを放っている光。