「私には関係ないことじゃない……考えるのやめやめっ」
無理やり思考を停止させると、スマホをポイっとソファーに置く。
そして何気なく窓に目をやった私は立ち上がった。
朝、大学に行く前に確認した天気予報では深夜に少しだけ雨が振るらしい。
「洗濯物取り込んどこ」
私はベランダに出ると手際よく一人分の洗濯物を取り込み、ソファーに雑に置いていく。
最後にタオルを取り込もうと手を伸ばしたとき、隣の部屋から誰かが出てくる気配がした。
(あ、お隣さん)
角部屋のここに住んでまだ日は浅いが、右隣のお隣さんには出会ったことがない。
このアパートは同じ大学に通っている人が多いと契約の際に大家さんから聞いていた。
(どんな人だろ、ちょっと気になる……)
私はタオルに手を伸ばしながら、さりげなく右方向に視線を向ける。
「え……っ!」
やや大きな声を出した私はあわてて口をタオルで覆う。
「は?! なんで花が」
ベランダ越しに眉を寄せてこちらを見ているのは、間違いなく怜だった。
無理やり思考を停止させると、スマホをポイっとソファーに置く。
そして何気なく窓に目をやった私は立ち上がった。
朝、大学に行く前に確認した天気予報では深夜に少しだけ雨が振るらしい。
「洗濯物取り込んどこ」
私はベランダに出ると手際よく一人分の洗濯物を取り込み、ソファーに雑に置いていく。
最後にタオルを取り込もうと手を伸ばしたとき、隣の部屋から誰かが出てくる気配がした。
(あ、お隣さん)
角部屋のここに住んでまだ日は浅いが、右隣のお隣さんには出会ったことがない。
このアパートは同じ大学に通っている人が多いと契約の際に大家さんから聞いていた。
(どんな人だろ、ちょっと気になる……)
私はタオルに手を伸ばしながら、さりげなく右方向に視線を向ける。
「え……っ!」
やや大きな声を出した私はあわてて口をタオルで覆う。
「は?! なんで花が」
ベランダ越しに眉を寄せてこちらを見ているのは、間違いなく怜だった。



