恋のエンドロールでキスをして【小説版】


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帰宅してシャワーを浴び、ジーユーでグレーの買ったルームウェアに着替えると、水を片手にソファーに座る。

かろうじて二人座れる、木枠を使った北欧風のソファーはお気に入りだ。

「ふぅ、すっきりした~」

置きっぱなしにしていてスマホを手に取ると『REI』グループLINEに早速メッセージが入っている。

──『皆さん無事帰れましたか。今日はお疲れでした~』

送り主は柊さん改め、海莉先輩だ。

その下に既に笑里ちゃんが『無事到着』の可愛い猫のスタンプを送っていて、仙道が海莉のメッセージにリアクションをしている。

私が『無事、着きました。今日は有難うございました』と送信するとすぐに既読がついた。


海莉先輩からは『どういたしまして』のスタンプ、笑里ちゃんから『これからよろしくね』と猫が目を細めたスタンプが送られてくる。

「めまぐるしい一日だったけど……友達もできたし念願の映画サークルにも入れたし」

私は既読が三人ついたのを見ながら、ため息を吐き出す。

(既読……三人ってことは怜と冬野さんが見てないってことだよね)


海莉先輩は二人のことをどうとは言わなかったが、怜は冬野さん送ったあと、家に帰ったんだろうか。

二人はまだ一緒なのだろうか。

(それとも昼間、一緒にいた彼女のところに行ったのかな)

そんなことを考えて私はハッとする。