明るいテンションで入ってきた金髪の男性は両耳に赤いピアスがついていて、身長がかなり高い。
太めのブラックデニムにオレンジと濃い緑の幾何学模様の柄シャツを身に纏っていて、首元にはコインのモチーフのネックレスが見えた。
華やかな顔立ちにとても似合っている。
「あれ、お取り込み中?」
(誰……?)
キョトンとしている私を横目に怜が髪をくしゃっと握った。
「はぁ。海莉かよ、何の用」
「んー? 次回作の脚本どうすんのかなって」
海莉と呼ばれた男は入り口にさっきみた映画サークル『REI』の看板を立てかけてから扉を閉める。
(え、今の看板……)
私の視線に気づいたのか、目と目が合うと、男がにこりと微笑んだ。
「可愛いね! もしかして入会希望?」
「え?」
「それとも怜の新しい彼女?」
その言葉に、怜と歩いていた綺麗な女の子が頭によぎる。否定を口にしようとすれば、先に怜が口を開いた。
「違うから詮索すんな」
「ふぅん。じゃあ僕の友達になってもらおうかな」
アイドル顔負けの端正な顔でにこりと微笑むと、手をさっとこちらに差し出した。
「へ?」
「はじめまして、僕は柊海莉。身体表現・俳優コースの二回で俳優目指してます」
「私は……有瀬花と言います。メディア映像演出コースの一年で専攻は脚本です」
「脚本?! うわっ、マジか!」
差し出された手をどうしたのもかと考えているうちに、興奮した様子の彼に、がっと手を掴まれる。
「あ、の」
「いきなりだけど、僕らの映画サークル『REI』って言うんだけどね」
太めのブラックデニムにオレンジと濃い緑の幾何学模様の柄シャツを身に纏っていて、首元にはコインのモチーフのネックレスが見えた。
華やかな顔立ちにとても似合っている。
「あれ、お取り込み中?」
(誰……?)
キョトンとしている私を横目に怜が髪をくしゃっと握った。
「はぁ。海莉かよ、何の用」
「んー? 次回作の脚本どうすんのかなって」
海莉と呼ばれた男は入り口にさっきみた映画サークル『REI』の看板を立てかけてから扉を閉める。
(え、今の看板……)
私の視線に気づいたのか、目と目が合うと、男がにこりと微笑んだ。
「可愛いね! もしかして入会希望?」
「え?」
「それとも怜の新しい彼女?」
その言葉に、怜と歩いていた綺麗な女の子が頭によぎる。否定を口にしようとすれば、先に怜が口を開いた。
「違うから詮索すんな」
「ふぅん。じゃあ僕の友達になってもらおうかな」
アイドル顔負けの端正な顔でにこりと微笑むと、手をさっとこちらに差し出した。
「へ?」
「はじめまして、僕は柊海莉。身体表現・俳優コースの二回で俳優目指してます」
「私は……有瀬花と言います。メディア映像演出コースの一年で専攻は脚本です」
「脚本?! うわっ、マジか!」
差し出された手をどうしたのもかと考えているうちに、興奮した様子の彼に、がっと手を掴まれる。
「あ、の」
「いきなりだけど、僕らの映画サークル『REI』って言うんだけどね」



