冷遇令嬢ですが、前世の知識と先見の力で運命の王第殿下と新しい国を作ります。

そしてまさかと思ったのだが、ジャスミンには彼が運命の相手だと分かったのだ。

王第殿下なのだ。気のせいだ。そうに違いない。

今度ばかりはジャスミンの先見の力も間違えているのだろう。

だから気にしない事にした

キンバリーの王立学園時代の悪友たちが今日は六人ほど結婚式に参列している。

後ほどのパーテイでも二人ほどスピーチをお願いしているのだ。

パーテイは屋敷の広間で準備がされているはずだ。

サラが、広間の窓から親指を立ててOKの合図をしてくれた。

料理もそろったのだろう。

立食パーテイになっているのだが、お年を召した方には座って頂くようにテーブルと椅子も用意している。

牧師様の話と二人の誓いの言葉に近いのキスも終わって、参列者に家の中に入るように先導してくれている。

リリーは新郎新婦を二階の控室に案内していった。

花嫁のヘッドドレスを外して髪飾りを変えて、白いドレスの肩にショールのようにオーガンジーのモーブピンクを纏わせて胸の所でバラの形にして留めてある。

ファーストダンスがある為長いヘッドドレスを付けていては踊りにくい。

新郎は少し薄いブルーのフロックコートにフリルが沢山付いたクラバットを付けているもののダンスには支障がないので、そのままでパーテイにでてもらう。

そして出発の前に二人とも新婚旅行の為の素敵な外出着に変えてもらう必要がある

パーテイーが終わったらこの後馬車で港まで行きそこから船に乗って新婚旅行に行くのだ。

そのちょっとドレッシーな長めの裾のベージュの花柄のワンピースと新郎のスーツも同じベージュでシシリーとジャスミンが相談して仕立てて貰ったのだ。

シシリーもとても気に入っている服で短いジャケットがついているのだが、その下のワンピースはノースリーブの物だ。

二人の新婚旅行先はハメラニア共和国で年中温かく温暖な気候の島国で観光地なので、向こうに着くいたらジャケットは脱ぐ予定だ。

そんなことも考慮に入れながら二人で、花嫁ドレスもこのお色直しの服も後二枚程新しく作ってもらった。

パーテイも楽しく盛り上がり最終段階に入ってシシリーがお父様にお手紙を読む時間になった。