君の隣が一番遠かった

僕だけが知っていれば、それでいい。

 
写真を鞄にしまう

 
教室を出る

 
廊下の向こうで、美緒が直人と笑っていた

 
僕は二人に手を振った

 
二人も手を振り返してくれた。

 
その瞬間、ふと思った

 
好きな人の幸せを願えるほど、僕は優しくない