【番外編】初恋が君に届くまで

翌朝。
つむぎは朝からウキウキした様子で朝食を用意する。

「綾瀬くん、どこに買いに行くの?」
「つむぎの希望が特になければ、ドライブがてら横浜はどう? ほら、去年の夏にジェラート食べた……」

ああ!とつむぎは懐かしそうに目を細めた。

「また食べたいね。全部のフレーバーを制覇するって、綾瀬くん言ってたね」
「そう。だから今回も食べよう」
「うん! また半分こしてくれる?」
「もちろん」

二人で顔を見合わせて笑った。