恋愛(学園)
紡木ゆん/著

- 作品番号
- 1791349
- 最終更新
- 2026/09/08
- 総文字数
- 2,102
- ページ数
- 4ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 3
- いいね数
- 0
世界が君を忘れても
僕の体温は君を覚えている――
17歳の終わらない8月31日
ループの楽しさに開き直り
二人乗りでノーヘルのまま
世界の果てを目指した
秘密の海、誰もいない夜のプール
そんな瑞々しい
青春ラブコメのピークから
物語は世界による
「天音美汐の消去」という
残酷な代償へと一気に反転
家族の記憶から、親友の脳内から
そして写真や公的記録からも綺麗さっぱり
「彼女のいた証拠」が
削り取られていく
宇宙の孤児になったかのような
圧倒的な切なさと孤独
それでも、言葉を超えた
デジャヴ(既視感)の涙を流して
主人公の背中を押す親友・ハルマの熱い友情
そして、主人公自身の記憶も
砂嵐のように霞みゆく極限状態の中
古い一眼レフカメラの
ガラスの表面に残された
物理的な「光の指紋」だけが
二人をもう一度覚醒させる
「茜色」と「濃紺」が激しく溶け合う
夕暮れの「カタワレ時」
ウロボロス彗星のエメラルドグリーンの光が
降り注ぐ星霜の丘で
二人が下す切なくも圧倒的な未来への約束
そして数年後の東京
雨上がりの歩道橋で起こる
「引力の奇跡」の結末までを
一気にお届けします
SFとしてのロジカルな美しさと
涙が止まらないエモーショナルな感動
そして誰もが共感できる
純粋な恋のきらめきが詰まった一冊です
二人が命がけで掴み取った
新しく動き出す「次の一秒」の物語を
ぜひ最後まで見届けてください
- あらすじ
- 17歳の夏、港町。天文部の駆は転校生の美汐と出会う。しかし8月31日の夜、美汐は病で急逝。直後、世界は「8月31日の朝」へ巻き戻った。美汐を救うため、駆は100回ものループを繰り返す。だが代償として世界から美汐の記憶や記録が消え始め、駆の脳内も崩壊の危機に。残された一眼レフの指紋を頼りに、駆は世界の境界が溶けるカタワレ時の丘へ走る。二人が選ぶ「君のいない明日」とは。(184文字)
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