君の好きな人は、私でした

肩が少し近い


いつもなら気にしない距離


なのに今日は、妙に意識してしまう


「昨日、寝た?」


「うん」


「嘘」


「なんで?」


「目の下」


柊真が私の顔を見る


「ちょっと眠そう」


「……少しだけ」