君の好きな人は、私でした

夕日が柊真の顔を照らしていた


「柊真は?」


「俺?」


「好きな人に、ちゃんと言うの?」


「言うよ」


「いつ?」


「まだ決めてない」


「じゃあ早くしたほうがいいよ」


「どうして?」


「誰かに取られちゃうかもしれないから」


私がそう言うと、柊真は少し黙った