君の好きな人は、私でした

「それ、俺のこと?」


「え?」


「ずっと見てたから」


「見てないよ」


「見てた」


「ちょっとだけ」


「何か用?」


「ないよ」


「じゃあ何で見てた?」


「別に」


私は目を逸らした