君の好きな人は、私でした

柊真も手を振る


数歩歩いたところで、私は振り返った


柊真もまだこちらを見ていた


目が合う


二人とも笑った


それだけなのに


なんだか嬉しかった


家に帰って、自分の部屋に入る


鞄を置く


そして鏡の前に立つ


髪には青い花の髪飾り