君の好きな人は、私でした

「……おはよう」


昨日までなら普通に返せた挨拶なのに


今日は胸が苦しくなる


柊真は私の髪を見た


そして、少しだけ目を細めた


「それ……」


「うん」


私は髪飾りに触れる


「つけてきた」


「そっか」


「うん」