きみの居ない春を、まだ知らない






ある日


湊から写真を見せてもらった


古い駅のホームだった


夕暮れの光が差し込んでいる


誰もいない


でも


どこか見覚えがあった


「ここ……」


「分かった?」


「高校の最寄り駅」