きみの居ない春を、まだ知らない

離れることが


終わることじゃないこと


好きという気持ちは


時間が経てば消えるとは限らないこと


だから


玲奈は思う


もし


あの日に戻れたとしても


きっと全部をやり直したいとは思わない


あの日の自分も


あの日の湊も


間違えていた