その夜、紬は机に向かった。
スマートフォンならすぐ送れる。
でも、今日はそれではだめな気がした。
湊が手紙を選んでくれたなら、自分も同じ形で返したかった。
何度も書き直して、やっと残った言葉はとても少なかった。
手紙うれしかった。
会えなくても、つながってるって思えた。
私は元気です。
朝比奈くんも、少しでも眠れていますように。
書き終えたあと、紬は最後の一文を見つめた。
好きですとは書いていない。
でも、たぶん気持ちは十分にじんでいた。
次の日、課題提出のついでに、紬は湊の下駄箱へそっと封筒を入れた。
誰にも見つからないようにするその時間さえ、秘密を抱くみたいで少し苦しかった。
スマートフォンならすぐ送れる。
でも、今日はそれではだめな気がした。
湊が手紙を選んでくれたなら、自分も同じ形で返したかった。
何度も書き直して、やっと残った言葉はとても少なかった。
手紙うれしかった。
会えなくても、つながってるって思えた。
私は元気です。
朝比奈くんも、少しでも眠れていますように。
書き終えたあと、紬は最後の一文を見つめた。
好きですとは書いていない。
でも、たぶん気持ちは十分にじんでいた。
次の日、課題提出のついでに、紬は湊の下駄箱へそっと封筒を入れた。
誰にも見つからないようにするその時間さえ、秘密を抱くみたいで少し苦しかった。



