「こういうところは久しぶりです。いつもは同僚と居酒屋ばかりですよ。
せっかく女性と食事できるので、会社の人に聞いて、良いところを教えてもらったんです」
「そうなんですか。
私もいつも居酒屋ですよ。でも、調べてくれてありがとうございます」
なんかこの人、朴訥で和むかも。
自然と笑顔になった。
二人でメニューを見ながら何品か頼んだ。
お酒を飲みながら料理をつまんで、ぎごちなくだけど会話が続く。
「え?高嶋さん、ヨンリオ商品のデザイン担当なんですか?」
「おかしいでしょう?三十路の男がファンシーなキャラクター扱ってるって。
でも、僕の姉妹は上に姉が二人、下にも妹が二人で、家中が女の子キャラで溢れてたんですよ。
そういう環境で育ったせいか、僕自信、可愛い女の子向けのキャラクターが好きになってしまって、楽しく仕事やらせてもらってます。
傍から見たら、かなり怪しい男で警戒されそうですけど」
「大家族なんですね」
「でも、今は姉も妹も皆結婚して家を出てしまって、家に残ったのは僕だけで、広い家に3人暮らしです」
「跡取りってことですか?」
「いえ、出遅れただけです。
両親も、僕に頼る気は更々ないと言い切っていますよ。
頼りになるのは息子より娘たち、なんでしょうねぇ」
「正直なご両親ですね。
うちは私が先に家を出ちゃったから、弟が地元に残ってます。
両親は、都会に出てしまった娘なんて期待しないって言ってますよ」
「あ、出身はこっちじゃないんですか?」
「はい。長野です」
「はぁ~、いいところですよねぇ。
僕は隣の新潟です」
「お互い長い県出身なんですね」
そして私たちは笑い合った。
なんだろう、この人、落ち着く…。
ぎごちない気遣いさえ心地よく感じる。
決してわっと盛り上がる感じではないけど、のんびりしたペースで会話が弾んだ。
そこへ、私のスマホに着信が。
せっかく女性と食事できるので、会社の人に聞いて、良いところを教えてもらったんです」
「そうなんですか。
私もいつも居酒屋ですよ。でも、調べてくれてありがとうございます」
なんかこの人、朴訥で和むかも。
自然と笑顔になった。
二人でメニューを見ながら何品か頼んだ。
お酒を飲みながら料理をつまんで、ぎごちなくだけど会話が続く。
「え?高嶋さん、ヨンリオ商品のデザイン担当なんですか?」
「おかしいでしょう?三十路の男がファンシーなキャラクター扱ってるって。
でも、僕の姉妹は上に姉が二人、下にも妹が二人で、家中が女の子キャラで溢れてたんですよ。
そういう環境で育ったせいか、僕自信、可愛い女の子向けのキャラクターが好きになってしまって、楽しく仕事やらせてもらってます。
傍から見たら、かなり怪しい男で警戒されそうですけど」
「大家族なんですね」
「でも、今は姉も妹も皆結婚して家を出てしまって、家に残ったのは僕だけで、広い家に3人暮らしです」
「跡取りってことですか?」
「いえ、出遅れただけです。
両親も、僕に頼る気は更々ないと言い切っていますよ。
頼りになるのは息子より娘たち、なんでしょうねぇ」
「正直なご両親ですね。
うちは私が先に家を出ちゃったから、弟が地元に残ってます。
両親は、都会に出てしまった娘なんて期待しないって言ってますよ」
「あ、出身はこっちじゃないんですか?」
「はい。長野です」
「はぁ~、いいところですよねぇ。
僕は隣の新潟です」
「お互い長い県出身なんですね」
そして私たちは笑い合った。
なんだろう、この人、落ち着く…。
ぎごちない気遣いさえ心地よく感じる。
決してわっと盛り上がる感じではないけど、のんびりしたペースで会話が弾んだ。
そこへ、私のスマホに着信が。



