Office Battle!不満だらけの女たち

「ふぅ…」

今日も子供たちと眠りに落ちることなく、リビングに戻った。
残った家事を片付けないと…。
テレビをつけ、細々とした用を済ます。
頭の中は、旦那の浮気疑惑でいっぱい。
そんなことないって思いたいんだけどな…。

やっぱり、スマホチェックしかない!
今日、旦那が眠ったらこっそり確認しよう。
そう決めたら、少しだけ気が軽くなった。

旦那は10時前に帰宅。

「おかえりなさい」

私が出迎えると、驚いた顔をした。

「起きてたんだ。二日連続なんて珍しい…」

その驚きに、何か不味いものを隠したい素振りはないか、観察してみたけど、いつも通りの旦那にしか見えない。

「たまには旦那様の帰りをきちんと待っておかないとね」

そう言うと、不気味そうな表情をされた。
夕食を温めて出してあげ、甲斐甲斐しくお世話してみる。
どこかにやましさがあれば、申し訳なさそうな顔をするに違いないわ。
と思ったんだけど…。

「本当に、どうしたんだ今日は?ありえないほど親切で恐い…」

恐がられただけだった。
っつーか、失礼だな。

「それってどういう意味よ」

「いや、なんか不自然」

と、疑惑の目を向けられる。

「何かやったのか?」

な、なによそれ!

「せっかくたまには妻らしくしてあげようと思って頑張ったのに、そういうこと言う?
もうねよっと!片付けとエアコンよろしくね!」