「私はまだ可能性はあると思う。だから、諦めないでね。
私のときは、一度『それは今はできない』って言われた後の、大どんでん返しだったんだから」
「そうだったんですか」
宮本さんは目を丸くした。
「ホント、男って優柔不断よね。
失う危機が訪れて行動するくらいなら、もっと前に自分で動いた方が格好良いのにね」
そう言うと、宮本さんは少しだけ笑った。
「伊藤さん、聞いてくれてありがとうございます。たくさん救われました。
伊藤さんがいて良かったです」
「やだ!そんなこと言われたら照れるじゃない!」
二人で笑い合った。
辛いこと、苦しいこと、悩んでいること、全部本当に笑い飛ばせたら、どんなにいいだろう。
だけど、見せ掛けの笑いでも、どんより沈鬱な顔をしているよりずっといいわよね。
なんてね…。
家を出て仕事人の自分になれば、人の心配をする余裕が出てくるんだけど、家に帰ると、やっぱり旦那のことが気になる。
と言っても、子供たちが眠るまでは、バタバタと考える隙もないくらいの忙しさなんだけど。
私のときは、一度『それは今はできない』って言われた後の、大どんでん返しだったんだから」
「そうだったんですか」
宮本さんは目を丸くした。
「ホント、男って優柔不断よね。
失う危機が訪れて行動するくらいなら、もっと前に自分で動いた方が格好良いのにね」
そう言うと、宮本さんは少しだけ笑った。
「伊藤さん、聞いてくれてありがとうございます。たくさん救われました。
伊藤さんがいて良かったです」
「やだ!そんなこと言われたら照れるじゃない!」
二人で笑い合った。
辛いこと、苦しいこと、悩んでいること、全部本当に笑い飛ばせたら、どんなにいいだろう。
だけど、見せ掛けの笑いでも、どんより沈鬱な顔をしているよりずっといいわよね。
なんてね…。
家を出て仕事人の自分になれば、人の心配をする余裕が出てくるんだけど、家に帰ると、やっぱり旦那のことが気になる。
と言っても、子供たちが眠るまでは、バタバタと考える隙もないくらいの忙しさなんだけど。



