Office Battle!不満だらけの女たち

「だから、今すぐ決めてほしいって何度も言ってるじゃないの!」

健史は息苦しそうに顔を歪めた。
私から言うことはもうなにもない。
後は、健史の決断を聞くだけ。
涙は止まらないけど、その瞳で真っ直ぐ健史を見つめた。
健史はすぐに目を逸らしたけど。

「優子の言いたいことはわかったよ…」

ややあってから、健史が言った。
私は緊張した。
今日で健史と終わるかもしれない。

「少しだけ、考える時間をくれないか?」

「…………………は?」

ぽっか~ん、としてしまった。
健史は真剣な顔。
この人、もしかしてものすごい馬鹿なのかな?

「ダメか?」

「あのね、私散々待たされて限界って言って泣いてるんだよ。
それなのに、まだ待たせるの?」

「いや…」

いや、じゃねーよ。

「健史と付き合って3年だよね。結婚って言葉をシッカリ出してから1年。
なのに、まだ決断できないの?もうずっと決断できないんじゃないの?」

「そんなことはない」

やっぱり馬鹿かも。

「すっごい自信。何を根拠に?」

「ちゃんと決めるよ」

「前科ありすぎて信じられないんだけど」

もううやむやにされたくない。
今すぐハッキリさせたい。

「必ず決めるから」

「いつ?」

「来月とか…」

は!?