Office Battle!不満だらけの女たち

そろそろいいかな?
高嶋さんに返信を打つために携帯の電源を入れる。
ちょっとだけ緊張した。また健史から電話がかかってくるんじゃないかって。
高嶋さんに急いで返信をして、即電源を切ることを繰り返し、高嶋さんとの次の予定がしっかり決まったところでLINEを切り上げた。
もちろんその後携帯の電源は消したままだ。
1日歩き回ったせいか、猛烈な睡魔に襲われ、そのまま眠ってしまった。

ピンポーンピンポーン。
ん…?
ピンポンピンポン。
なに?
ピンポーン。
あ!インターフォン!

やっと気付いて目が覚め時計を見ると朝の9時。
うわ~、ノンストップで10時間睡眠しちゃった。
インターフォンはまだまだなり続けている。一体誰?
もしかして…、健史?

そーっと玄関の覗き穴から外を見ると、やっぱり健史。
な、なに?朝の9時からどういうこと?
一気にパニくった。

ドンドン!

今度は玄関の扉を叩かれる。

「いるんだろ?優子」

バレてるよ…。
気配でわかるんだろうか。
でも、今健史に会いたくない気分なんだけどな…。
悩んだけど、ここまで来た健史に居留守を使うのも気が引けて、結局玄関を開けることにした。

「何?朝っぱらからどうしたの…?」

寝起きで寝惚けているように演じてみる。
私、何がしたいんだろう。

「どうしたの、じゃねーだろ。
金曜日から連絡つかないし、携帯は繋がらないし、繋がったと思ったら切れるし、心配したんだぞ」

と言いつつ、当たり前のように部屋に上がってくる健史。
拒否はできなかった。