英語の天才は日本語がちょっと不自由!?

単語はめちゃくちゃ、文法も崩壊している


だけど、紬のその堂々とした態度と、圧倒的な「伝えたい!」という目力に、健二は思わず一歩後ろにたじろいだ


「な、何なんだその、文法をすべて力技でなぎ倒していくスタイルは……」


「これがウチの『ノリとパッション』だし! 伝わってんでしょ、健二!」


「……っ! 呼び捨てにするな! あと、言いたいことは、まぁ……分からなくもないのが余計に悔しい……!」


健二は顔を少し赤くして、ふいっと視線を逸らした。


尖っていたエリート帰国子女が、ギャルの規格外のパワーに完全に圧倒されている


その様子を見て、私と律は顔を見合わせてニヤリと笑った