英語の天才は日本語がちょっと不自由!?

翻訳!


完璧なアクセントの裏に隠れてんじゃないわよ! コミュニケーションは美人コンテストじゃない、相手に伝えるためのもの! 海を渡ってきたからって私たちを見下せると思ったら大間違いよ。カバンをまとめて今すぐ帰ったらどう? ここは私のナワバリなんだから、わかった!?


息をもつかせぬ、怒涛の英語の嵐


言葉のフォークが、健二のプライドを容赦なく滅多刺しにしていく


「あ、う……」


健二の顔が、みるみるうちに真っ赤に染まっていく


彼はスマートに言い返そうとするが、私の弾丸トークの勢いに完全に圧倒され、次の英語がどうしても出てこない


完全にキャパシティをオーバーしていた


「……そこまで」


律が冷徹な声で手を挙げた


「橘くん。言葉が詰まったね。緋彩の勝ちだ」