『おまえの声聞いたら、余計ひどくなった』 「何が?」 『好きが』 低く落ちてきたその声に、思わず目を閉じる。
近くにいないのに、抱きしめられたみたいに苦しい。
「わたしも」 気づけば、素直にそう言っていた。
『……何』 「声聞いたら、会いたくなった」 静かな夜に、自分の言葉だけがやけに大きく感じる。
神崎くんはすぐに返事をしなかった。 そのかわり、少しだけ乱れた呼吸が聞こえる。
『それ、ほんとにやめろ』 「え」 『かわいすぎて無理』 「神崎くんも同じこと言うよ」 『おまえに言うのと、おまえに言われるのは全然違う』
その答えがなんだかうれしくて、わたしは枕をぎゅっと抱きしめた。
近くにいないのに、抱きしめられたみたいに苦しい。
「わたしも」 気づけば、素直にそう言っていた。
『……何』 「声聞いたら、会いたくなった」 静かな夜に、自分の言葉だけがやけに大きく感じる。
神崎くんはすぐに返事をしなかった。 そのかわり、少しだけ乱れた呼吸が聞こえる。
『それ、ほんとにやめろ』 「え」 『かわいすぎて無理』 「神崎くんも同じこと言うよ」 『おまえに言うのと、おまえに言われるのは全然違う』
その答えがなんだかうれしくて、わたしは枕をぎゅっと抱きしめた。



