「その服、好き」 「ほんと?」 「うん。似合ってる」 「よかった……」 思わず本音がこぼれると、神崎くんの眉がぴくっと動く。
「何が」 「ちょっと不安だったの。変じゃないかなって」 「誰がそんなこと言う」 「言われてないよ」 「じゃあ考えんな」 「でも」 「俺がかわいいって言ってんだから、それでいいだろ」
まっすぐすぎる言い方に、胸がじんとあたたかくなる。
「……うん」 小さくうなずくと、神崎くんは満足そうに息をついた。
「よし」 「その確認何なの」 「安心した」 「神崎くんが?」 「おまえ、緊張すると変なこと考えるだろ」 「……ばれてる」 「だいたいわかる」
ほんとうに、この人には隠せない。
駅前を少し歩きながら、わたしたちは今日の予定をゆるく確認した。 神崎くんが考えてくれたのは、駅前の商業施設を少し見て、それから甘いものを食べて、時間があれば川沿いを歩くという流れだった。
「ちゃんと考えてくれたんだ」 わたしが言うと、神崎くんは当然みたいな顔をする。
「何が」 「ちょっと不安だったの。変じゃないかなって」 「誰がそんなこと言う」 「言われてないよ」 「じゃあ考えんな」 「でも」 「俺がかわいいって言ってんだから、それでいいだろ」
まっすぐすぎる言い方に、胸がじんとあたたかくなる。
「……うん」 小さくうなずくと、神崎くんは満足そうに息をついた。
「よし」 「その確認何なの」 「安心した」 「神崎くんが?」 「おまえ、緊張すると変なこと考えるだろ」 「……ばれてる」 「だいたいわかる」
ほんとうに、この人には隠せない。
駅前を少し歩きながら、わたしたちは今日の予定をゆるく確認した。 神崎くんが考えてくれたのは、駅前の商業施設を少し見て、それから甘いものを食べて、時間があれば川沿いを歩くという流れだった。
「ちゃんと考えてくれたんだ」 わたしが言うと、神崎くんは当然みたいな顔をする。



